• 未分類
  • 2017/3/5

肥満外来ってちょっと怖い?いやいやそんなことないですよ

未分類

“肥満外来”なんて初めて聞いた!なんて方も多いのでは?“肥満外来”と聞いて、ちょっと怖い!って思っちゃった方が多いのでは!?

でもそんなことないのです。肥満外来とは、単なる肥満か肥満症かを診察してもらい、もし治療が必要ならばその治療方法を一緒に見つけていくというところなのです。

今日はあまり耳になじみのない肥満外来について紹介します。

 

 1.肥満外来に行く必要がある人

肥満外来では、“肥満”か“肥満症”の診断がなされ、“肥満症”の場合には、一人ひとりにあったダイエットプログラムが作られます。

プログラムを進めていく間に、根本的な生活習慣や体質が改善されるのでリバウンドも起こりにくいのが特徴なのです。

肥満からくるいろいろな病気は怖いですよね。それを「未然に防ごう!」というのが肥満外来なのです。

 

1-1.肥満と肥満症を正しく理解する

「肥満」と「肥満症」が異なること、皆さんご存知ですか?

実は、「肥満」は疾患ではありませんが、「肥満症」は疾患であり、医学的に治療が必要となるのです。

「肥満」とは太っている状態であって、疾病を意味するものではありません、肥満であるかどうかは体脂肪量によります。

体脂肪量を測定する体重計も販売されておりますが、簡易的な指標としてBMIBody Mass Index)が世界的に広く用いられています。

WHOによる肥満の判定基準は、BMIが30以上が肥満です。一方、日本では25以上を肥満としています。

これは日本肥満学会が定義した基準で、日本人はBMIが25を超えたあたりから、耐糖能障害、脂質異常症、高血圧といった合併症の発症頻度が高まることが理由です。

 「肥満症」とは肥満に起因、関連した健康障害があること、あるいはそうした健康障害が予測される内臓脂肪が過剰に蓄積していることで、減量による治療を必要とする状態のことを言います。

 

1-2.肥満症かどうかを診断してみよう

それでは、肥満と肥満症をどのように判断すればよいのでしょうか?

以下に肥満症の診断のフローチャートを示します。肥満からくる健康障害がある場合には、要注意ですね。

もちろん、正確な判断は医師によるものですので、参考にしてみてください。

 

 肥満症診断のフローチャート(肥満症診断基準2011より引用

 肥満が気になる方は、肥満外来を受診し、ただの「肥満」であるのか「肥満症」であるのかを医師に診断していただく必要があります。

気になる方は一度、肥満外来に行ってみましょう。

 

 2.肥満外来でのカウンセリングと治療薬や医療行為について

肥満外来では、次の2つの治療法があります。

  • 生活習慣の改善を目指した、カウンセリング・プログラム指導中心のもの
  • 投薬治療や脂肪吸引、脂肪溶解注射など治療薬や医療行為を伴うもの

 

2-1.生活習慣の改善を目指した、カウンセリング・プログラム指導中心のもの

生活習慣の改善を目指した指導としては、食事療法、運動療法、行動修正療法があります。

食事療法では、栄養士が中心となり、食習慣や性格、カラダの状態などを考えて無理のないようにバランスの整った食事提案をしてくれます。

運動療法では、ウォーキングや水泳など有酸素運動を中心に提案を受けます。

行動修正療法では、日々の行動を記録し、自分の生活習慣・行動を把握することから始まり、生活習慣を改善していきます。

 

2-2.投薬治療や脂肪吸引、脂肪溶解注射など治療薬や医療行為を伴うもの

実際の治療に入っていくことになれば、治療薬の処方、脂肪吸引などの医療行為が行われます。

治療薬は、一般的には、「食欲抑制剤」や「脂肪吸収抑制剤」などになります。もちろん、副作用が起きる可能性もあり、医師の指示が必要になります。

脂肪吸引については、直接脂肪を取り除きますから、すぐに体重は減るのですが、体への負担はその分大きくなります。こちらも医師と相談しながら進めていく治療になります。

 

3.肥満外来にかかる費用

肥満外来でかかるお金がどの程度か、皆さん気になりますよね。

その費用について詳細を紹介したいのですが、まず病院によって異なり、一人ひとりが受ける治療によっても異なります。さらに、保険が適用になるかならないかでも異なるので、あまりにも不確定要因が多いため、費用について具体的な紹介ができません。そのためここではおおよその金額にて紹介いたします。

 

3-1.プログラム指導料金

肥満外来での検査から治療終了までのプログラム指導料金は、もちろん人によって異なりますが、数万円のようです。

もちろん、様々なプログラムや治療に入る前に、今後に必要となりそうなおおよその見積もり金額を出してもらえるようですから、まずはそれを聞いてみましょう。

 

3-2.治療薬の料金

治療薬を飲むことになれば、薬の種類によって異なりますが、毎月1万円ほど必要になりそうです。ただし保険が適用になれば、負担は少し軽くなるようです。

 

3-3.外科治療(医療行為)の料金

脂肪吸引などをするということになれば、20万円以上の金額になるようです。

 

3-4.保険適用について

肥満外来においても、その目的が美容上の問題であったり、単なる「肥満」であったりの場合には、保険が適用になりません。

一方、治療を受けるべきと診断されている「肥満症」の場合には、保険が適用になります。

ただし、外科治療については、保険が適用にならないようですので、注意が必要です。

 

4.全国の肥満外来の病院・クリニック

肥満外来に行ってみようと思われた方、ちょっと怖いな、っと思われた方、様々だと思われます。でも、いずれにしても気になる方は早めに行動してみるほうがいいでしょう。

肥満症は、糖尿病、高血圧、脂肪肝、脳血管障害などの重篤な合併症をもたらす怖い病気です。治療は専門知識のある医師、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士などの指導を受けて正しいダイエットを行うことで、よりよい健康を取り戻すことができます。

下記に肥満外来のある全国の病院・クリニック一覧を紹介します。まずは自宅から通えそうな病院・クリニックを探してみてください。

肥満外来のある全国の病院・クリニック一覧

5.まとめ

  • 肥満外来で、「肥満」か「肥満症」を診断してもらいましょう。
  • 「肥満症」であれば、治療へと進んだほうがよいでしょう。
  • 治療方法は、食事療法、運動療法、行動修正療法および治療薬や医療行為を伴うものがあります。
    治療期間も含めて医師と相談しながら、医師、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士の指示に従って治療を進めましょう。
  • 基本は、食事・運動療法なので、努力と心構えが大変重要になります。