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  • 2017/6/25

日本と世界の糖尿病患者数から見る生活習慣を考える

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日本の、そして世界の糖尿病患者ってどれくらいいるんだろう?どんな国で糖尿病が多いのだろう?全体的な話として、興味津々ですよね。また、そこから見えてくる糖尿病の世界とはどういうものなのだろう?信頼たるデータと共に、読み解いてみたいと思います。

1.日本の糖尿病の総患者数は316万6000人に

厚生労働省による2014年の患者調査によると、糖尿病の患者数は316万6000人となり、過去最高となったとのことです。総務省統計局による2014年の日本の人口は、1億2751万5千人ということですから、単純に計算して全人口の2.5%の方が糖尿病になられているということです。ちなみに、316万6000人の内、男性が176万8000人、女性が140万1000人ということで、罹患者の数は男性のほうが多いようです。

2.世界の糖尿病人口は4億2200万人に

世界保健機構(WHO)は成人の糖尿病患者数が2014年までに4億2200万人に達し、なんと、世界の人口の8.5%が糖尿病を罹患していると発表しました。日本は2.5%であるのに対し、世界全体では8.5%ということは、日本においても糖尿病患者が増えたとはいうものの、世界的にみれば割合は低いということになります。それでは世界のどの国において糖尿病患者が多いのでしょうか?GLOBAL NOTEによる統計を見ていきましょう。

2.1糖尿病患者の割合が20%を超える国

国別に見たときに、糖尿病患者の割合が高い国は、モーリシャス、マーシャル諸島、パラオ、サウジアラビア、カタール、クウェートであり、人口の20%を越えているようです。5人に1人が糖尿病ということになりますから、とても多いことがわかります。

2.2先進国(G7)における糖尿病患者の割合は低い

それでは、先進7カ国のG7はどうでしょうか?フランス155位、アメリカ51位、イギリス164位、ドイツ107位、日本147位、イタリア158位、カナダ107位でした。アメリカ以外は100位以下だということがわかり、糖尿病患者の割合が高くないことがわかります。

2.3経済発展著しい国(BRICs)における糖尿病患者の割合は高い

一方、2000年代以降著しい経済発展を遂げているBRICs(ブリックス)といわれる国々はどうでしょうか?ブラジル54位、ロシア76位、インド73位、中国67位です。いずれも2桁順位であり、糖尿病患者の割合が高いことがわかります。

2.4中東地域における糖尿病患者数の割合は非常に高い

それでは1桁順位の国に見られる傾向はなにでしょうか?サウジアラビアとカタールとクウェートが4位、その次がバーレーン、さらに10位にはアラブ首長国連邦が入ります。石油なので国が潤っている中東地域は糖尿病患者の割合がとても高いことがわかります。

以上のことから、糖尿病は、先進国ではそれほど多くないのですが、急激に豊かになってきている国に多いことがわかります。昔より糖尿病は贅沢病といわれていました。好きなものを好きなだけ食べることが出来る人だけが罹患する病でした。先進国においては、食べたい欲求もありながらも、教育がいきわたり、糖尿病にならない生活を送ることが出来ているのだと考えます。みなさんも、糖尿病をはじめ、さまざまな生活習慣病について学ぶことで、病気を遠ざけることができるのではないでしょうか。

3.日本の糖尿病患者における糖尿病死亡率

平成25年人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)によれば、糖尿病が原因の死亡数は1万3783人でした。一方、人口10万人に対する糖尿病による死亡率は、11.0でした。

3-1糖尿病死亡率が高い都道府県

都道府県別に糖尿病による死亡率が低い都道府県をみてみますと、徳島県が17.6人と、全国で最も多いことがわかりました。2位以下は、香川県が17.4人、福島県が16.1人、青森県が16.0人、山梨県が15.1人、高知県が15.0人、秋田県が14.9人でした。

3-2糖尿病死亡率が低い都道府県

逆に糖尿病による死亡率が低い都道府県は、神奈川県が7.1人で1位でした。2位以下は、滋賀県が7.3人、愛知県が8.2人、岐阜県が8.7人、京都府が9.4人、東京都が9.6人でした。いかがでしょうか?都会と言われる都道府県が多くランキングされています。

3-3生活スタイルが及ぼす糖尿病患者数

都道府県別に糖尿病死亡率を見てきました。いかがでしょうか?糖尿病死亡率が高い都道府県として、四国と東北地方が多くランキングされています。どうして徳島県や香川県で糖尿病が多くなるのかは難しい問題ですが、あまり歩かない車社会であることやうどんなどの食生活が影響しているのかもしれませんね。

一方、糖尿病死亡率が低い都道府県として、都会がランキングされています。都会の生活では車よりも電車に乗る機会が多くなり、歩くことが多いのではないでしょうか?東京などに行くと、電車の乗り換えで結構な距離を歩くこともしばしばあります。また、家から駅、駅から会社など、車社会に比べると一日の歩数には大きな差がでているのではないでしょうか?

生活スタイルの中で、歩くという単純な習慣があるかどうかで、この差が出ているのかもしれません。もし層であるならば、運動という大きな目標ではなく、毎日歩くという習慣をみにつけることが重要なのかもしれません。

4.まとめ

日本の糖尿病患者数は、300万人を超えており、人口の約.2.5%であることがわかりました。一方世界の糖尿病患者数は4億人を超えており、世界の人口の8.5%であることがわかりました。世界の国別の糖尿病患者の割合、日本の糖尿病による死亡率の割合などから考察をしてきましたが、そこには急激に経済が豊かになってきている国や歩かない車社会の影響などがありそうで、やっぱり贅沢病といえそうですね。みなさんは数字から何を思いましたでしょうか?