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  • 2017/6/6

苦しい糖尿病の空腹感、一石二鳥の解消法とは?!

糖尿病

糖尿病の初期症状として、のどの渇き、頻尿、何もしていないのに痩せるなどの症状がありますが、このほかにも代表的な症状として食事をしたのにしばらくすると空腹感を感じるということがあります。

食べても空腹感を感じてしまうため、また余計に食べてしまい糖尿病と自覚していない人は糖尿病を悪化させてしまうことも少なくありません。ではなぜ糖尿病を患うと空腹感を感じるようになるのでしょうか?

1.インスリンの不足によって空腹感を感じる

糖尿病はインスリンが少ない、もしくはインスリンの排出がされなくなってしまう病気です。インスリンの働きは、血中の糖分をエネルギーに変えることなのですが糖尿病によりインスリンが十分でない状態だと食物を食べてエネルギーに変えることができず、脳はエネルギーが不足していると認識してしまいます。このため、空腹感を感じるようになってしまうのです。こうしたことから糖尿病になってしまうとご飯を食べても空腹感を感じてしまいます。

しかも、空腹感があるからといって必要以上に食べてしまい、血糖値があがってしまうという非常に危険な状態になります。

1-1.改善には血糖値のコントロールが必須

空腹感の原因は糖尿病であるため、糖尿病の症状を抑えるために血糖値コントロールをしっかり行う必要があります。糖尿病の治療を続けていくことが空腹感の改善につながるのです。

2.空腹感への対策

空腹感を感じて無意識のうちに食べ物に手が伸びてしまったという経験もあるかもしれません。食べてはいけないと頭では分かってはいてもなかなか我慢できるものではありません。そんな空腹感への対策をご紹介します。

2-1.空腹感を感じにくくする食べ方

食べ方を工夫することで、空腹感を軽減したり食べすぎを防止することができます。いくつかその方法を紹介しますので実践してみましょう。

・よく噛んで、ゆっくり食べる

食事の量の多い、少ないに関わらずよく噛むようにしてゆっくり食べるようにしましょう。噛むことで満腹中枢を刺激することで満腹感を得ることができます。

ゆっくり食べるコツは一口食べるごとにいったん箸をおき、食べ物を噛むことに集中するようにしてみましょう。そうすることでゆっくりと食べることができるようになるはずです。

・食べる順序や、水分の量が多い食事を考える

水分の量が多いことで、空腹感を抑える効果が期待できます。単に白飯ばかりではなく、ご飯を雑炊やおかゆなどにするとよいでしょう。スープや汁物などを多用することもオススメです。

食べる順序は、野菜や汁物から食べて満腹感を得るようにし、最後にメインのレシピに移ることで食べすぎを抑えることができます。

・低カロリー食品を多用する

きのこ、山菜、こんにゃくなどの低カロリーの食品を多く多用することで食事の量を多くすることが出来ます。また、低カロリー食品を使うことで食卓に並ぶ料理のバリエーションを増やすことができ、視覚的にも満足感を得ることができるので日々の食事が物足りないと思うときは実践してみましょう。

・食間を利用する

一日のカロリー制限の中であれば、食間を利用し、なるべく新鮮な果物を中心に食べましょう。デザートに食べるはずだったフルーツを食後には食べずにおやつとして食べることで1日のカロリー制限の中で空腹感を満たすことが出来ます。

2-2.食事以外での空腹感の対処法

食事方法で軽減させる方法をとったとしても、空腹感は襲ってくるものです。ガマンができなくなった場合の対策についてもご紹介します。

・ガムを噛む

ガムを噛むことで満腹中枢を刺激し、空腹感を和らげることができます。ガムからカロリーを取らないようにキシリトールなどのノンシュガーのものを選ぶようにしましょう。

・水、緑茶などの水分を取る

人間は身体の水分が足りなくなると空腹感を感じる仕組みになっています。このため水分を取ることで空腹感を和らげることができます。ただし飲み物からカロリーをとらないように、水やお茶などのノンカロリーの飲み物を選ぶようにしましょう。

・歯みがきをする

歯磨きをすると、脳の働きが活発になるので空腹感がなくなります。これは、食事が済んだから歯を磨くという習慣が脳に伝達されて、食欲を抑える作用があるためです。

日頃から、食事の後に歯を磨けば、間食や過食をなくす効果があります。ちなみにミント系の歯磨き粉を使うことで空腹感をより満たすことができるそうです。

・マスクをする

マスクを取らないと口に食べ物を入れられないので、無意識に食べ物に手を伸ばしてしまうことが有る人には効果があるようです。

3.一石二鳥の解消法!

お腹がすいたときに運動するとさらにお腹がすくような印象ですが、実は運動することで空腹感を惑わせることができます。

これはイギリスのラフバラー大学の研究で『Medicine & Science in Sports & Exercise』に掲載されたもので、その中で「運動直後の少なくとも数時間は空腹感や食欲が増加しないことがわかった」とのことです。

つまり運動療法を行うことで、空腹感も紛らわせることができる一石二鳥な方法なのです!

運動療法を行うタイミングは、食後の1時間ほどから開始するとよいといわれています。運動が終わったころに空腹感を感じてくるはずなのでそれを抑制する効果も期待できるでしょう。

4.まとめ

食事療法中の空腹感はつらく、ついつい食べ物に手が伸びてしまうもの。しかし食事療法は糖尿病治療の基本ともいえるものです。空腹感に流されてしまうと糖尿病は改善できません。

空腹感をガマンできるようご紹介した対策をお試ししてみてはいかがでしょうか。