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  • 2017/6/11

友人が糖尿病で入院。お見舞いで心得るべきポイント、教えます

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 糖尿病で入院された友人のお見舞いに行くことに。糖尿病の方のお見舞いって、他の患者のお見舞いと違って気をつけることがあるのだろうか?って、ちょっと考えてしまいますよね。疑問を持たれたことは大正解。やはり気をつけるポイントがあるのです。糖尿病患者のお見舞いで気をつけるポイントをまとめましたので参考にしてください。

1.糖尿病での入院とは

糖尿病とは、インスリン作用の不足に基づく慢性的に高血糖な状態がつづくという代謝疾患になります。したがって、好きにたくさん食べることができないということになります。さて、糖尿病のご友人をお見舞いする前に、まずは糖尿病での入院とはどのようなものがあるのかを知っておきましょう。

1-1.検査入院

入院期間は4日ほどで、血液検査や尿検査など、検査をするための入院です。入院してまで検査するのはなぜでしょう。それは、検査項目が大変多いからです。また、食事を通して、1日の血糖値の変化などをしっかりと確認するためです。したがって、入院患者としては、結構忙しい入院と言えます。

1-2.教育入院

入院期間は1週間から2週間と少し長めです。教育入院では、糖尿病のことをよりよく患者さんに知ってもらうために、様々な教育がなされます。食事のこと、運動のこと、薬のことと多岐にわたります。教育を受けると退院してからの患者さんの生活が変わり、回復に向かわれる方が多くおられます。したがって、教育入院も入院患者としては、結構忙しい入院と言えます。

1-3.通常の入院

入院期間は2週間から1ヶ月くらいと長く、それ以上に長くなることもあります。糖尿病において通常の入院となる場合は、薬で治療してもなかなか改善しない患者さんや、病状が重たい患者さんが対象の入院になります。自宅においての生活改善が難しい方などが対象で、病院内で食生活をはじめとする日常生活をコントロールして血糖値をコントロールしていくものです。検査が多いわけでも教育が多いわけでもありませんので、入院患者としては、自由な時間も多い入院と言えます。

2.お見舞いで、糖尿病だからこそ気をつけるポイント

さて、入院には大きく3種類あることを見てきました。今回あなたのご友人が入院されるのはどの入院になるでしょうか?もちろん詳細はわからないと思いますが、初めての入院であれば検査入院、2回目の入院や「2週間くらいなんだよね」ということであれば検査入院の可能性が高いでしょう。もし入退院を繰り返している方であれば、通常の入院である可能性があります。さて、一般のお見舞いとは異なり、糖尿病だからこそ気をつけなければいけないことがありますので紹介します。

2-1.お土産として食べ物は避けたほうがよい

足の怪我での入院であれば、胃腸の問題ではありませんので入院中であってもそれほど食べ物への制限はありません。たくさん食べて早く治しましょう、というのが一般的にいわれることではないでしょうか。しかし糖尿病患者の場合、先ほどのどの入院パターンであっても食べ物は制限されています。病院できちっと計算されたカロリー分のみを口にし、血糖値のコントロールを図ります。そのため、食べ物はお土産に向かないといえるでしょう。もし食べ物を持ってこられたら、それを食べたい衝動にかられ、むしろストレスになることもあります。ぜひ気をつけたいポイントですね。

2-2.お土産として清涼飲料水も避けたほうがよい

食べ物と同じ理由で清涼飲料水も避けたほうがよいでしょう。清涼飲料水には多くの果糖やブドウ糖が入っています。これはもちろん血糖値を一気に上げてしまいますから入院している糖尿病患者にとっては問題となります。また、人工甘味料の入ったカロリーゼロを謳った清涼飲料水なら血糖値が上がらないからいいだろう、と思われるかもしれません。確かに血糖値を上げないという意味では正しいのですが、甘いものを食べる習慣を変えて行くことが糖尿病患者には求められているわけですから、これもあまりよくないのです。

2-3.病室に長居することは控えましょう

検査入院や教育入院のところで紹介しましたとおり、糖尿病患者は入院中、結構忙しいものです。あまり病室でのんびり暇な時間を過ごしていることはなく、検査を受けるために病院内を移動していたり、教育ための教室で指導を受けたりしているのです。したがって、滞在する場合も、10分から20分程度を目安として長居することは控えましょう。

3.お見舞いで、一般的に気をつける常識ポイント

糖尿病に限らず、お見舞いに行く際に気をつけたい常識ポイントを紹介します。

3-1.午後から夕方に訪問しましょう

一般的に午前中は回診があり、病室を看護士や医者が忙しく出入りしています。入院患者さんもその日の定期的な検査で忙しくしているものです。訪問するなら午後がよいでしょう。また、訪問時間は10分から20分にとどめましょう。あまりにも長居してしまうと、ご友人への負担になることもありますし、同じ病室の患者様へのご迷惑になることもあります。

3-2.少人数で訪問しましょう

病室に5人や10人がわーっと押しかけると、同じ病室の患者さんのご迷惑になります。訪問する場合には、1,2名がよいでしょう。ただし、たとえば同じグループでどうしても10名で訪問したい、ということであれば、2名ずつを5回に分けて連続して訪問するのもよいでしょう。その場合、それぞれは2分から4分の滞在とし、全体として10分から20分におさまるようにしましょう。時間は短いですが、入院患者さんは、短時間でたくさんの友人に会うことができ、とても喜ばれると思います。

3-3.やさしいトーンでの会話をしましょう

入院患者さんにストレスにならないよう、あまり大きな声は出さないようにしましょう。かといって、暗い話はつらくなりますので、明るい話をやさしいトーンで話しましょう。また、病気についての込み入った話はあまり聞かないほうがよいでしょう。

3-4.子どもの放置はやめましょう

少人数で訪問しましょう、やさしいトーンの会話をしましょう、という2つを見事に壊してしまうのは子どもの存在です。子どもは病院がどういうところか理解できていないことがあります。これは仕方のないことです。だからといって子どもを連れて行ってはいけないということではありません。何事も限度というものがありますので、子どもと一緒に御見舞いに行く場合には、必ず子どもを近くにおき、放置することだけはやめましょう。子どもも一緒にお話できるようなことをトーンを下げて会話していれば子どももその雰囲気がわかることでしょう。

4.こんなお土産を提案します。

4-1.お土産としてはタオルやテレビカード、本、DVDなどがお勧め

食べ物がダメなら何を持っていけばよいのか悩みますよね。とっても一般的なものになってしまいますが、タオルなどの日常生活で使えるものがよいでしょう。また、病院によっては、病室のベッドでみるテレビに、テレビカードを使用しているところも多いです。そのような場合には、テレビカードなども無難といえるでしょう。また、本や雑誌、DVDなどはもちろんOKです。ご友人が好きな作家の本やご友人が好きなジャンルの雑誌などは大変喜ばれると思います。映画などのDVDもいいですね。

4-2.お見舞金をお渡しすることもよいでしょう

それでもお土産に困ったら、お見舞金がいいと思います。お見舞金の相場は、3000円から5000円程度でしょうか。お見舞いの際のお土産の額やご友人とのこれまでのお付き合いの程度からもここは千差万別です。あくまでも参考にしてください。間違ってはいけないことは、お見舞いを包むのは、“紅白の結びきり”のものにするということです。これは、傷病の全快や快気の祝いを意味します。表書きは「御見舞」としましょう。ちなみに、金額を決める際に、4,6,9はよくない連想をさせる数字なので避けたほうがよいようです。

4-3.あなたの笑顔が最高のお土産

結局一番喜ばれるのは、なんと言ってもあなたの笑顔でしょう。自分が入院していることを考えたとき、病室に暗い顔の友人が入ってくるよりも、明るい顔の友人が入ってきたほうがよいとは思いませんか?なによりも病室に来てくれたことが一番うれしいのです。そしてあなたと会話できたことがうれしいのです。あまり慎重になって考えてお見舞いに行くかどうかを悩んでいるのなら、手ぶらでもいいので笑顔で訪問してあげましょう。

5.まとめ

糖尿病患者のお見舞いで最も気をつけるべきことは、食べ物を持っていかない、ということです。これさえ守ればあとは他の患者のお見舞いと大きく変わることはありません。入院している友人の負担やストレスになら内容に、お見舞いで気をつけるポイントを頭に、ぜひあなたの笑顔でご友人を笑顔にしてあげてください。