• 糖尿病
  • 2017/4/11

糖尿病でステロイドって大丈夫??

糖尿病

ステロイドは副作用があることが有名ですが、どのような副作用があるかまでは把握している人は少ないと思います。様々な副作用を持つステロイドですが、糖尿病を患っている場合には注意が必要な場合があることをご存知でしょうか。今回は糖尿病とステロイドについて説明します。

 

1.ステロイドとは

ステロイドとは、ホルモンのひとつで。腎臓の上にある副腎という部分で作られています。

ステロイドの効能として体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑止するなどの作用があるので、様々な疾患の治療に使われています。しかし副作用が多くあるため注意が必要な薬となっています。

1-1.ステロイドの副作用

ステロイドに副作用があることを知っている人は多いと思われます。塗布薬と内服薬があるのですがそれぞれ副作用の症状が違います。

1-1-1.塗布薬の副作用

軟膏などの塗布薬は皮膚の疾患などで処方されることがありますが、塗布薬の副作用の場合は下記のような症状が現れることがあります。

・皮膚萎縮

皮膚が薄くなり傷つきやすくなる

・毛細血管拡張

皮膚が脆弱して皮膚が赤くなる

・毛包皮脂腺の異常活性化

ニキビや多毛などの症状が出ます

・皮膚の易感染症の亢進

細菌やウイルスに感染しやすくなります

 

これらの副作用は、外用を中止すれば治りますが、皮膚萎縮や毛細血管拡張は治りにくい症状になります。

1-1-2.内服薬の副作用

プレドニン錠などのステロイド薬を服用すると症状の差はあるのですが、様々な副作用があらわれ下記がその一部です。

  • 糖尿病
  • 白内障、緑内障
  • 感染症の誘発
  • 紫斑
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
  • 骨粗しょう症
  • 不眠
  • ムーンフェイス
  • 肥満
  • 多毛症
  • 生理以上

etc・・・・

不眠などの軽度の副作用は、短期間の服用で起こり、服用の中止や量を減らすことでなくなるのですが。重度な副作用の場合、長期にわたってステロイドを服用することで発生することがあります。重度の副作用が出た場合は、改善することも難しい状況になってきます。

2.糖尿病とステロイド

糖尿病患者がステロイドを使うことは、結論から言うと難航などの塗布薬の場合は問題ありません。しかし、内服薬のステロイドは注意が必要となってきます。
その理由として、高濃度のステロイドを服用した場合その副作用としてインスリンの働きを阻害し、血糖値の上昇が上昇するためです。長く服用した場合、そのまま糖尿病となってしまう場合も有るためです。このため、糖尿病患者にステロイドの服用を行わない場合もあります。服用する場合はお医者様とよく相談した上で判断するようにしましょう。

2-1.糖尿病とステロイド性糖尿病の違い

ステロイドの副作用での糖尿病は、ステロイド性糖尿病として普通の糖尿病と分けて考えられています。

普通の糖尿病と違ってステロイド薬の投薬が終わると改善する可能性があるためです。糖尿病は治らない病気ですが、ステロイド性糖尿病は治る可能性があるのが最大の違いです。

3.ステロイド性糖尿病の治療

ステロイドで治療中の病気の治療に加えて、血糖値があがるのを防ぐために食事療法や運動療法、薬でなどの通常の糖尿病と変わらない治療を取り入れる必要が出てきます。また、薬での治療は基本的に傾向の血糖降下薬を投与されますが、これでも血糖コントロールができない場合はインスリンが投与されます。

3-1.運動療法

運動療法を行う場合は、ステロイドの副作用で骨粗しょう症の症状が出る場合もあるため注意が必要となってきます。この場合は、医師の相談のうえ、運動療法を行うか決めましょう。状態によっては運動療法を行ってはいけないこともあるため自己判断での運動療法はしてはいけません。

3-2.食事療法

食事療法はステロイドの副作用で食欲が増すため、食べ過ぎに注意が必要となってきます。

食事は完全にカロリーコントロールされている、病院食を参考にするとよいでしょう。下記は一例ですが、病院ごとにメニューも公開しているところもあるので探してみるのもいいかもしれません。

4.まとめ

ステロイドはその効能からさまざまな治療に使われますが、副作用もさまざまな種類があります。

高濃度のステロイドを長期にわたって服用することで重度の副作用が発生することもありますが、お医者様の指導の下、薬は服用されます。ステロイドを投与される場合は副作用が出ているかの検査を行いながら服用を行いますので、管理されながら服用を行えます。
治療を受けるかどうかは患者側が決めることができるので、ステロイドのリスクを知ることでステロイド療法を拒否することもできます。その場合にはお医者様と話し合い、治療の方針を決めましょう。