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  • 2017/4/7

絶対に知っておきたい女性特有の糖尿病の症状や原因とは?

糖尿病

糖尿病が気になる、もしかしたら糖尿病かもと思っている方・・女性特有の初期症状や糖尿病の種類があることはご存知でしょうか。今回は女性の糖尿病をピックアップして、女性特有の症状とその対策を見ていきたいと思います。

1.女性糖尿病者の数は?

厚生労働省の人口統計による糖尿病の症状があると指摘された男女の割合を表にしました。比率で言えば男性の割合が高くなっています。これは男性のほうが喫煙や過食などで生活習慣が乱れがちなため、糖尿病になりやすいとされています。

糖尿病といえば年配の方、のイメージがありますが、20代、30代も少ないながら糖尿病者がいることが分かります。また、50代からは男女共に急増していることも見て取れます。

2.糖尿病の初期症状は?

糖尿病の初期段階では一般的に、男女共に喉の渇きや多尿、空腹感、体重の著しい増減などが現れますが、女性にはどのような症状が出るのか見ていきましょう。

2-1. 女性特有の初期症状は?

女性だけに現れる特徴としてデリケートゾーンにかゆみが起こります。このかゆみは糖尿病の症状とは気づきにくいため、洗い足りないと勘違いして無闇にこすったり、石けんやボディーシャンプーで洗いすぎてしまいます。すると、症状が悪化してしまうので注意しましょう。

2-2.なぜデリケートゾーンがかゆくなるのか?

どうして女性は糖尿病になるとデリケートゾーンがかゆくなってしまうんでしょうか。食事をすることで血糖値が上昇します。健康な人であれば、肝臓から分泌されるインスリンの働きにより血糖値が下がりますが、何かの原因で肝臓の働きが弱くなったり、血管に脂肪が付いていたりすると、それがうまくいかなくなります。

すると、本来ならば細胞に取り込まれて、燃料となるはずのブドウ糖が、使われないまま血中に残った状態になり、使われなかったブドウ糖は、尿となって排出されます。血管には栄養がたっぷりあるのに、細胞にはそれが届かず、栄養不足の状態になります。すると、細胞が死に、血管が硬くなり、末端の血管が死んでいきます。血行不良と栄養不足は『かゆみ』の2大原因ですので、女性特有の粘膜であるデリケートゾーンにかゆみが現れるのです。

3.女性の糖尿病の原因

後天的な2型糖尿病であれば、生活習慣の乱れなど女性の場合も男性の場合も原因はさほど変わりません。ですが、女性特有の原因があります。詳しく見ていきましょう。

3-1.ホルモンバランスの乱れが女性の糖尿病を引き起こす

卵胞ホルモンのエストロゲンは、女性ホルモンの中でも、インスリンの感受性を高めて、血糖値を下げる方向に働きます。閉経を迎えると、ホルモンバランスは乱れ、エストロゲンの分泌量が減ってしまうため、女性は血糖値が上がりやすくなり、内臓脂肪も付きやすくなりますので注意が必要です。

3-2.妊娠中に起こる『妊娠糖尿病』

妊娠中にだけ発症する「妊娠糖尿病」というものがあります。妊娠中は、赤ちゃんに栄養を届けやすくするために血糖値が上がりやすくなります。そのため、もともとインシュリンを分泌しにくい人が妊娠すると、血糖値が上がり、妊娠糖尿病になってしまうのです

また、妊娠糖尿病と診断された人が将来的に糖尿病になる割合は、それ以外の人の7.43倍といわれています。親族・家族に糖尿病がなくても、妊娠糖尿病になってしまうこともあるので、まずは妊娠したら決められた時期にきちんと妊婦健診を受けることが大切です。

4.糖尿病にならないために気をつけること

では糖尿病にならないためにすべきことはなんでしょうか。日常で気をつけるべきポイントをまとめました。

4-1.適切な体重を維持する

生活の乱れなどから肥満になることで血糖値が上がりやすくなり、糖尿病を引き起こします。また、肥満すると動脈硬化が進み、糖尿病の合併症である狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などが起こりやすくなります。身長に合った適切な体重を維持するようにしましょう。

体重は『標準体重=身長(m)2×22』のこの値が10%増を安全圏の目安になります。

4-2.適度な運動をする

糖尿病は運動不足によっても引き起こされます。適度な運動は、予防や改善に必要です。運動によってインスリンが活性化して、本来の働きをしやすくなります。運動する際はいくつかポイントがあります。下記を念頭に置き、運動するようにしましょう。

・食事をしてから30分後に運動する
・運動時間は30~60分
・有酸素運動を行なう

5.まとめ

女性が糖尿病になる大きな原因はホルモンバランスの影響が大きくあります。そのため、更年期には特に注意が必要ですが、2030代の妊娠時にも糖尿病になる場合があります。妊娠糖尿病は流産にもつながる恐れがあるので、医者と相談し適切な対応を心がけましょう。