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  • 2017/7/12

ガイドブック非掲載?!人生で一度は訪れたい京都の隠れた名所17選

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日本を代表する観光地京都、みなさんも1回とはいわず、数回行かれている方も多いはず。
京都にはあまた観光地があり、お寺やその美しい庭も観光の目玉の一つですね。

実は、その中にはガイドブックにも載っておらず、通常では見ることのできない
非公開の建物や庭、美術品などが多くあります。これらは、期間限定で極稀に公開されることがあるのです。

また、中には非公開ほどではないにしろ、保護の面から人数制限をしたり、予約を前もって行わないと
入れない観光地も多くあります。

この記事では、ガイドブックなど、通常の観光情報には掲載されておらず
特別な時にしか見られない京都の隠れた名所を中心にひと味ちがう京都観光についてご紹介していきます。

目次

1.京都にはガイドブックに載らない隠れた名所がたくさん

京都と言えば、金閣・銀閣・清水寺、平安神宮など数々の有名な観光地があります。もちろんどれも歴史があり、素晴らしい文化財です。しかし、少し視点を変えてみると、文化財保護の観点から期間限定の特別公開しかしない場所や、人数制限を行い予約制でないと見ることのできない文化財があります。たとえばお寺。普通に参拝出来ますが、入れるのは本堂あたりまで。ところが宗派の本山が集まる京都の神社仏閣には、その奥に貴重な文化財があるのです。これらはツアーなどではなかなか目にする機会がありません。

そこで今回は、そのような普段は目にとまらない、そしてツアーではめったに行かない貴重な文化財を紹介して参りたいと思います。

2.天皇家の別邸 京都宮内庁編

ガイドブックや観光ツアーではほとんど見られないのがこの宮内庁管轄の文化財です。1回の案内に上限があるため団体向けには適しません。宮内庁管轄ですから歴代の天皇の別荘などが含まれます。予約は宮内庁ホームページから行うか往復はがきに希望日を書いて申し込みを行うか、京都宮内庁に直接行って申し込む方法があります。空きがあれば入場可能です。もちろん国の所有ですので、料金は無料です。

全ての建物は、国宝級の世界的に有名なものばかりです。管理も行き届きており、入場制限があるので観光客は参観申込者以外にいないため、静かにゆっくり見る事ができます。特に秋や春のシーズンは予約で一杯になりますので、早めの予約をしてください。 

2-1.日本の建築美の最高峰!世界に誇る 桂離宮

 

京都に行くならば、いつかはこの桂離宮を絶対に見る事をお勧めします。17世紀の初めから中頃までに、八条宮初代智仁親王と二代智忠親王によって造られたもので、日本庭園の名園といわれています。庭園に限らず、敷地内の石だたみのデザインや建物の細部にわたる作りこみは、現代においても参考にされるほどの傑作です。

桂離宮 見学等連絡先 宮内庁京都事務所参観係 TEL075-211-1215(直)

http://sankan.kunaicho.go.jp/order/index.html

2-2.田園風景に囲まれ借景の最高美をかもし出す 修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)

上離宮の大刈込。200mに及ぶ刈込は熟練の作業を要します。

中離宮からのびる松並木より上離宮に向かう松並木の眺め。秋は稲穂で金色に染まります。

修学院離宮は17世紀中頃、後水尾上皇によって造営されたもので、上・中・下の3つの離宮からなり、借景の手法を採り入れた庭園として、我が国を代表するものです。各離宮を結ぶ道沿い⑤の周りには田畑があり、実りのシーズンともなると、畑の中に屋敷があると思わせる借景は感動ものです。そして、修学院離宮の庭園のスケールの大きさは写真でお伝えすることが出来ません。是非ご自身で行かれて、その壮大さを体感してください。おそらく国内でもこのような庭園はないのではと思います。

 

桂離宮 見学等連絡先 宮内庁京都事務所参観係 TEL075-211-1215(直)

http://sankan.kunaicho.go.jp/order/index.html

2-3.歴代の天皇が生活され、宮廷文化を肌で感じれる貴重な文化財 京都御所

京都御所は平成28年7月26日より通年での公開になりましたので、申し込み不要となります。御所は天皇のお住まいと執務をつかさどる場所です。そして京都御所は昔の形態を今に保存している由緒ある建物で、現在の建物は1855年の造営によるものです。紫宸殿を始めとし、各御殿など平安時代以降の建築様式の移り変わりを見る事ができます。因みに明治天皇までこの御所にお住まいになられておりました。

3.普段は立ち入ることが出来ない 寺社仏閣の奥御殿

京都には数多のお寺があり、その多くは大本山などの格式が与えられ、天皇家から住職を迎えたり、徳川将軍家の庇護を受けた寺などがあります。これらのお寺は天皇家からの勅使(ちょくし=使者)をお迎えしたり、将軍家が京都に上洛(じょうらく=京都にやってくる)した時に迎え入れる御殿を併設しております。

御殿といえば、一般公開で見学可能なのは、徳川将軍家が京都に来たときに泊まる二条城の御殿が有名です。二条城は普通に入れますが、西本願寺や知恩院の御殿(書院や方丈)は非公開となっています。

3-1.お寺の常識がくつがえる!華麗な桃山文化を伝える 西本願寺の国宝群

飛雲閣はもうすぐ改修工事にはいるので数年見学は無理かも。

西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で、京都の方にはお西さん!と言われて親しまれています。その壮大な伽藍や建物は京都駅からも望むことができます。境内は自由に入れますし、拝観料もとられません。観光などで立ち寄ると下の地図の御影堂や阿弥陀堂に自由に入ることができます。この2つの堂内のスケールも他では見ることができないほど素晴らしいものです。

しかしここで紹介するのは境内地図の左方面にある書院の建物群や京都三閣の一つといわれる飛雲閣などの貴重な非公開の建物群です。御殿の規模と豪華さは二条城をしのぐほどの素晴らしい作りとなっております。これらの文化財は西本願寺の門徒さんなどは見る事ができますが、一般の見学は年に数回程度しかありません。春と秋の2回か西本願寺の記念すべき行事の時に公開します。ホームページなどで是非確認してください。

これ以外にも西本願寺の魅力は数多あります。公開日程を調べてぜひ訪ねてください。

画像参考:本願寺

西本願寺 見学等連絡先 Tel(075)371-5181(代)

http://www.hongwanji.or.jp/access/

3-2.徳川将軍家の力が見て取れる 強固な城郭を連想するお寺 知恩院(ちおんいん)

知恩院は浄土宗の総本山です。お寺の伽藍が拡充されたのは江戸時代であり、これは徳川家が古くから浄土宗に帰依していたという理由もあります。その為、西本願寺同様に徳川家が上洛した折に立ち寄れるための御殿(方丈)が併設されております。

さてこの知恩院は、壮大な境内を見て回るだけでも飽きません。さらにこのお寺には“知恩院の七不思議”なるものがあり、これを調べながら回るとさらに楽しめます。

また、知恩院にはさまざまな逸話があり、徳川将軍が京都滞在時に使用している二条城が攻められた場合、この地が避難場所になり得るように設計されている、ともいわれています。確かに正面から本堂に至る道は、お城の備えに似ており、高い石垣や、大きな石の階段などは容易に人を近づけない作りです。

さらに、二条城から知恩院につながる地下通路もあるとささかやれています。歴史に興味がある方は謎を紐解くのも楽しいかもしれませんね。

そして本題の非公開建築ですが、御殿にあたる大方丈と小方丈です。この御殿の豪華な作りも二条城に匹敵する内容で、必見すべき建築物です。これらは庭園からは外観を見ることは出来ますが、内部はほとんど見る事ができません。こちらも西本願寺同様、お寺の記念の年や春か秋の一時期のみ公開を行う場合があります。ちなみに、私が伺ったときに、知恩院の御殿(方丈)の上段の間では、たまに“出る”と言うお話を聞きました。何がでるか?はお分かりと思います。お坊さんも何人か遭遇したらしいです!

 

知恩院は方丈以外にも数多の見どころがあるとお伝えしましたが、もう一つよくNHKなどで除夜の鐘の音がながされる時にたびたび出てくるのがこの知恩院さんの大鐘です。日本最大級のこの鐘はぜひご覧になってください。知れば知るほど、奥が深い知恩院さんにぜひ足をはこんでください。 

画像参考:浄土宗総本山 知恩院 

知恩院 見学等連絡先 電話番号:075-531-2111()

http://www.chion-in.or.jp/02_sanpai/acc.html

 

 

次に非公開ではありませんが、天皇家ゆかりの寺を中心に数か所紹介いたします。これらは、昔の天皇や上皇がお住まいの建物を移築した御殿などが存在し、華やかな宮廷の生活を垣間見ることができると思います。

3-3.都の喧騒を忘れられる、皇室ゆかりのお寺 泉涌寺(せんにゅうじ)

皇室ゆかりの寺である泉涌寺は、町の喧騒とかけ離れた空間を体験出来ます。境内は静まり返り空気が違うように思えます。泉涌寺には歴代天皇のご位牌をお祀りする霊名殿と天皇のご休息場所の御座所等があります。

霊名殿は非公開ですが、御座所は明治天皇が京都御所から移築寄贈した建物で、宮廷文化を垣間見ることができる貴重な文化財です。尚この御座所は現在でも両陛下並びに皇族の方がお見えの時に使われるそうです。 

泉湧寺 見学等連絡先 電話番号:075-561-1551

http://www.mitera.org/outline/

3-4.平安時代にタイムスリップした?自然美溢れる嵯峨天皇の離宮 大覚寺(だいかくじ)

平安時代、嵯峨天皇の離宮、嵯峨院が大覚寺の前身と言われております。壮大な境内は時代劇にもしばしば登場しますので、ご覧になられた方も多いと思います。普通に拝観できますので、嵐山方面に行かれた折にはぜひ立ち寄ってみてください。周りの景観も素晴らしいお寺です。

大覚寺 見学等連絡先 電話:075-871-0071

https://www.daikakuji.or.jp/access/

3-5.歴代の御所建築が垣間見れる、桜の名所 仁和寺(にんなじ)

仁和寺は真言宗御室派の総本山です。歴代住職は皇子や皇族が就くなど、皇室とつながりが深く、境内の建物は寛永年間の御所造替とも重なり、御所から紫宸殿(現 金堂)、清涼殿(御影堂)など多くの建造物が移築されております。境内には仁和寺御殿とよばれる御所風の御殿があり、見どころの一部です。 

【境内図】

仁和寺 見学等連絡先 電話:075-461-1155

http://www.ninnaji.or.jp/visit.html

4.京都の美しい庭

奈良と違い、京都のお寺や建物には数多くの庭が存在します。一説によると奈良時代はまだ庭の文化が普及していなかったとのことです。京都には美しいお庭が数多く存在しますが、ここではその一部をご紹介します。

4-1.大名家の菩提寺が名をつらねる、一休さんゆかりのお寺 大徳寺高桐院(だいとくじーこうとういん)

 

一休さんのゆかりの寺でもあり、かの有名な千利休が豊臣秀吉に切腹を命ぜられる原因の一つとなった大徳寺。多くの逸話がある大徳寺を、簡単に見どころのみを説明しますと、大徳寺には本堂を中心にして有名な塔頭(たっちゅう=取り巻くお寺)が数多く点在します。それぞれの塔頭は戦国大名の菩提寺が名を連ね、そこには非公開の建物や美術品などが多数存在します。こちらも年に数回程度は公開されます。

特に有名な塔頭は、龍源院、瑞峰院、高桐院、大仙院、聚光院です。今回は高桐院を紹介します。高桐院の紅葉は必見です。写真は春の時期ですが、中に入ると、灯篭と向き合い、お茶を飲みながらゆっくり瞑想にふけることもできます。また千利休の邸宅を移築した建物もありますので、庭や当時の茶人の暮らしを垣間見ることができます。高桐院以外にも石庭が有名な龍源院、そして利休ゆかりの聚光院は今年創建450年にあたり、特に有名な狩野永徳と父の襖絵が寄託先の京都国立博物館から里帰りするため、必見とのことです

大徳寺高桐院 見学等連絡先 電話:075-492-0068 

http://www.rinnou.net/cont_03/07daitoku/ ※大徳寺のサイト

4-2.数々の苔が一面にしきつめられた、時を忘れる別世界 西芳寺(さいほうじ)

通称苔寺(こけでら)と呼ばれるお寺で、園内には120種類以上の苔がまるで絨毯のように敷き詰められております。約9千坪に及ぶ庭園には年間を通して美しい苔のコントラストを楽しむことができます。特におすすめの季節は梅雨の時期だと思います。苔が生き生きとしています。とにかく、このお寺の苔は素晴らしく、他で見ることができないほどのスケールです。

 西芳寺は事前予約が必要です。往復葉書で申し込みをする形をとります。2ヶ月前からの受付で先着順とのことです。日時指定ができませんので、希望日2~3日程度を記載して送るようになります。拝観料は3000円とお高めですが、写経などの経験もでき、この美しい庭の価値をみれば、納得される方も多いのではと思います。

西芳寺 見学等連絡先 電話番号: 075-391-3631

西芳寺参拝係(〒615-8286 京都市西京区松尾神ヶ谷町56)へ往復ハガキにて、希望日・人数・代表者の住所・氏名を明記して、希望日の1週間前までに届くように申し込むこと。

http://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/?id=9525&r=1331435184.882 

※お申込み方法は京都府観光連盟を参照

4-3.豊臣秀吉ゆかり 「醍醐の花見」の壮大な遺構が残る 醍醐寺と三宝院

 

 

  藤戸石(左上)天下の銘石と呼ばれるこの石は歴代将軍に引き継がれたといわれる名石です。

三宝院の庭を見ると、この空間にどうしてこの規模の庭が収まるのか?と不思議に思えるほど、絶妙なバランスで、庭の主張を最大限に表現しています。

門をはさんで向こうが満開の桜、手前が紅葉の回廊です。春と秋は素晴らしい景色が楽しめますね。

醍醐寺の三宝院は永久3年(1115)、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建されました。醍醐寺の本坊的な存在であり、歴代座主が居住する坊です。 現在の三宝院は、その建造物の大半が重文に指定されています。中でも庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物であり、国宝に指定されています。 国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭であり、今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。

橙色の部分は非公開ですが、年に数回公開となります。 

参考:醍醐寺

 醍醐寺三宝院 見学等連絡先 TEL:075-571-0002(代表)

https://www.daigoji.or.jp/garan/sanboin_detail.html

4-4.明治の歴史を作った舞台。元勲山縣有朋(やまがたありとも)の名庭園 無鄰菴(むりんあん)

 

無鄰菴は、明治27年(1894)~29(1896)年に造営された明治・大正時代の政治家山縣有朋の別荘です。無鄰菴は庭園と母屋・洋館・茶室の3つの建物によって構成されており、庭園は施主山縣有朋の指示に基づいて、七代目小川治兵衛により作庭された自然で開放的な空間の庭園として高い評価を受けています。昭和26年(1951年)に国の名勝庭園に指定されています。

母屋から眺める視界いっぱいに広がる庭。寺社仏閣の大庭園と違い、個人宅の庭ともあり、別の意味で三宝院の庭園と同じく、決まった空間に庭の要素をバランス良く配置し、借景と合わさり庭が視界いっぱいに広がる仕掛けは、名庭園と言われる由縁です。普通にボーッと庭を眺めていたい!そんな、とても居心地良さを感じる無鄰菴です。

 

また敷地内にある洋館の2階でいわゆる、日露戦争開戦に関する「無鄰菴会議」が開かれました。出席者は山縣有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎の4名でした。この名前だけでもそうそうたる顔触れですね!この部屋で歴史が決まったかも!と思うと、感慨深いものがあります。2階の洋室は当時の様子をそのままに保存されています。

参考:無鄰菴

無鄰菴 見学等連絡先 電話番号:075-771-3909

http://murin-an.jp/contact-us/

5.京都の美しい邸宅

5-1.日本で唯一現存する揚屋建築の最高傑作 角屋(すみや)

日本で唯一現存する揚屋です。揚屋とは現在の料亭のような感じです。昭和中期まで実際に営業をしていました。角屋は、開設当初から連綿と建物・家督を維持しつづけ、江戸期の饗宴・もてなしの文化の場である揚屋建築の唯一の遺構として、昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されています。江戸初期から続くこの建物には数々の歴史的な逸話や有名人が訪れております。

そして、この角屋のすばらしさは、本来宴の施設であったため、建物の隅々まで工夫をこらした飾りや欄間などの素晴らしい作品が見て取れることです。角屋に行けば2階の座敷を見なくては意味がありません。2階は予約制になっています。※冬場は見学できない期間もありますので、注意してください。

写真は角屋のほんの一部にすぎません。2階は写真撮影禁止となっており、画像がほとんどありませんが、すべての部屋の飾りは贅と技術を尽くしたつくりになっています。特に螺鈿(らでん)を張り巡らした青貝の間は素晴らしい!の一言に尽きます。(現在、この螺鈿を再生、修理できる人はいないそうです)そこにはなんと日本で初めてと言われる、ベランダがあります。そのほかにも新選組の刀傷も見ることができます。

角屋もてなしの文化美術館 電話番号 075-351-0024

http://sumiyaho.sakura.ne.jp/page/art_museum.html

5-2.まるで忍者屋敷!!あっと驚く仕掛けが満載 二条陣屋(にじょうじんや)

二條陣屋は京都、二条城の城下にあって、江戸時代後期の豪商の屋敷として趣向を凝らした意匠と客の安全を図るための防衛建築が見られる建物です。現住民家では全国で2番目に国の重要文化財に指定されています。 その意匠は機智に富み、防衛建築は実に巧妙で、あまり見る事が出来ない構造になっております。非公開ではありませんが、予約が必要で、一見の価値がある建物です。

二条陣屋は写真以外にも複雑な作りがされており、さながら忍者屋敷のようです。昔の商家の生活も垣間見れる建物ですので、お勧めです。

画像参考:二条陣屋

二条陣屋 見学等連絡先 電話番号075-841-0972

http://nijyojinya.net/tour_and_access.html

5-3.明治のタバコ王が作り上げた京都の迎賓館 長楽館(ちょうらくかん)


非公開3階の和室

洋館のご紹介です。明治の実業家タバコ王と呼ばれた村井吉兵衛の邸宅です。この屋敷の名前は伊藤博文公が名付けたといわれ、現在ではレストラン、カフェとして気軽に訪問できます。またホテルも隣接しているので。オーベルジュとしても利用できます。立地も丸山公園―知恩院さんの近くで観光にも適していますね。

館内は当時の面影をのこしており、料理を堪能しながら、明治の洋館を楽しむことができます。ここでのおすすめは、館内の調度品ももちろん優れていますが、3階に非公開の和室が存在します。ここからは京都が一望でき、明治期に洋館と和室が混在したような建物はとても珍しかったと思います。この非公開の和室はイベントなどでたまに長楽館さんが公開しています。一見の価値がある素晴らしい建物です。ちなみに長楽館さんでは先に申した通り、フレンチ、イタリアンを楽しめます。ここの洋食は玄人をうならせるおいしさです。

長楽館 連絡先 TEL 075-561-0001

http://www.chourakukan.co.jp/

5-4.数奇屋建築の粋を結集した和の迎賓館 峰玉亭(ほうぎょくてい)

 

しょうざんさんは京都ではレジャー施設として親しまれています。ボウリング場やレストランなどで知っている方も多いと思いますが、本来は反物や織物で財をなした松山家が経営する会社です。その一角に建つ迎賓館の峰玉亭(ほうぎょくてい)と庭園は見る価値があります。特に峰玉亭は現在では材料を取り寄せることができない建築と言われております。築年数は昭和30年代と比較的新しい数寄屋建築ですが、建物の作りや美術品の数々は、見る価値があります。

さらに峰玉亭は皇太子殿下がお立ち寄りの際にご休息所として使われたこともある由緒正しい建築と言われております。公開時期はきまっていませんが、何年かに一度あるようです。内部が見学できなくても、庭だけでも見る価値がある建物です。

画像参考:古寺とお城の旅日記Ⅱ

しょうざんリゾート京都 連絡先 電話番号 075-491-5101

http://www.shozan.co.jp/sansaku/index.html

5-5.昭和の大スターが全てを投じた想像を絶する大邸宅 大河内山荘(おおこうちさんそう)

嵐山の竹林を抜けた場所にたたずむ大河内山荘。ほとんどの方は通り過ぎてしまいます。しかしその門をくぐると、昭和の映画スターの大きさが伺える素晴らしい建築です。スターの大きさが伺える、想像を超える素晴らしい邸宅を見ることが出来ます。

大河内山荘 見学等連絡先 TEL075-872-2233

6.夜の京都(寺社の夜間山観と京都の街並み散策)

京都のお寺はほとんど17時で閉まります。しかし、中にはライトアップして夜間拝観を行う御寺やお庭があります。京都は日中以外にも楽しむことができます。当然非公開ではありません。有名なのは、高台寺、永観堂など、桜の季節や紅葉の季節は各お寺がごぞって夜間の拝観を行いますので、チェックしてください。

7.京都高級料亭を味わう

いかがでしたでしょうか。京都はここでご紹介した以外にもお読みになられた方の視点により、違った特殊性のある名勝や寺社仏閣などあると思います。とりあえず、京都に行かれる場合の参考にしていただければ幸いです。最後に京都の食事は?といわれれば、これも簡単にはまとめられませんので、代表的なものを紹介します。京都と言えば懐石は有名ですよね。特に一度は行ってみたい高級料亭などを数件ご紹介します。

7-1.創業400年を誇る老舗中の老舗 瓢亭(ひょうてい)

瓢亭は創業400年の歴史を有す、屈指の老舗料亭です。テレビでもたびたび紹介されております。瓢亭玉子や朝がゆなど、瓢亭名物はよく知られております。これに限らず、懐石料理も新たな技術を取り入れ、古さを感じさせない素晴らしい味を醸し出しています。後に紹介する全ての料亭に言えることですが、食事をする空間、器や接客の細部に至るまで、完璧なおもてなしを体験できると思います。※予算は一人3万程度からみてください。

瓢亭本店 電話番号075-771-4116

http://hyotei.co.jp/

7-2.ミシュラン常連 THE-飯屋 菊乃井本店(きくのいほんてん)

ミシュラン常連の菊乃井さんです。オーナーの村田さんは日本を代表する料理人さんです。そして菊乃井を飯屋ですといっています。確かに、料理の質が高いのは当然ですが、お腹いっぱい食べれる!満足して帰れる料亭です。※予算は一人2万~3万程度みてください。

菊乃井本店 電場番号075-561-0015

http://kikunoi.jp/kikunoiweb/Contact/index

7-3.THE料亭 五感をうならす素晴らしき料理 嵐山吉兆(あらしやまきっちょう)

吉兆といえば高級料亭の代名詞のような存在です。料理は五感で楽しむと言わんばかりの素晴らしい空間を提供してくれます。門をくぐった時からその時間は始まります。風景、空間、食器、食材に至る全てに贅をつくした空間を経験したいものです。※予算は一人5万円位をみてください。 

京都吉兆 電話番号 075-881-1101

http://kyoto-kitcho.com/shoplist/arashiyama/

7-4.すっぽん一筋300年 ここでしか体験できない最高の味 大市(だいいち-すっぽん料理)

すっぽん料理「大市」は元禄年間(江戸中期)の創業で、約330年もの間、すっぽん一筋に17代続いた老舗です。現在の店舗も当時のまま営業しており、建物自体も趣のある名店です。 またすっぽんは、欧米においても最高の食材であり、高級料理とされております。好き嫌いがあるかもしれませんが、京都に立ち寄ったら、一度は訪れてみられてはいかがでしょうか。※予算は一人3万程度をみてください。

大市 電話番号 075-461-1775

http://www.suppon-daiichi.com/

7-5.京都を代表する豆腐料理の名店 松籟庵(しょうらいあんー豆腐懐石)

嵐山の渡月橋の上部に位置し、近衛文麿公の別邸をそのままに使っている豆腐料理の名店です。眼下には桂川を望み嵐山の青々とした緑が手に届きそうなほど、自然豊かな場所に位置しております。景観も、内装もそして料理もおいしく召し上がれるオススメのお店です。※予算は5000円程度から。

松籟庵 電話番号 075-861-0123

https://www.shoraian.jp/

そして、ここで紹介した以外でも京都は①湯豆腐、湯葉料理 ②お蕎麦 ③お寿司 など数々の美味しい料理があげられますので、選ぶには迷いますね。そこで、さいごに、ぜひ召し上がっていただきたいのは‘いず重’か“いずう” の鯖寿司です。

いず重
いずう

以上、長くなりましたが、皆様の特別な京都旅行の参考にしていただければと思います。