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  • 2017/2/1

アトピーや花粉症にも効果的!?今話題の腸内環境を改善する方法とは?

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アトピーや花粉症などのアレルギー症状で悩んでいるあなた、実は腸内環境のバランスが崩れているのかも!実は、腸内環境をよくすることで、これらの症状が改善されることが最近の研究で明らかになってきました。“腸内細菌って、ただ単に腸に住み着いている大腸菌でしょ!”って思っていませんか!?そうではないのです。実は、腸内細菌ってもっと種類が多く、私たちの体の体調やあらゆる症状の発症にまで関係していたのです。さあ、善玉菌で腸内環境を改善し、丈夫な体を目指しましょう。 

1.腸内環境とは?

ヒトの腸内では多種多様な細菌が住みついています。これらは‟腸内細菌“と呼ばれ、様々な種類の腸内細菌が集まって複雑な微生物生態系をつくりあげています。その腸内細菌の種類は100-3000種類以上、腸内細菌の数は100-1000兆個とも言われています。この100-1000兆個にも及ぶ腸内細菌の中には、善玉菌や悪玉菌、日和見菌などの多種多様な菌がひしめき合っており、その様子が、色とりどりの花が咲くお花畑に見えることから、この腸内細菌の集まりのことを「腸内フローラ(Flora)」とも呼んでいます。

面白いことに、この腸内細菌の種類や種類ごとの数は、食習慣や年齢などによって一人ひとり異なっているのです。みんな持っている腸内細菌って違うのです。そしてこの腸内細菌には、有用な善玉菌と有害な悪玉菌があります。みんなそれぞれが持っている腸内細菌の種類や数が違うということは、ヒトによって善玉菌が多かったり、悪玉菌が多かったりするのです。もちろん、善玉菌を多く持つヒトは、良い作用が体にもたらされますが、悪玉菌を多く持つヒトは、悪い作用が体にもたらされます。すなわち、よい腸内フローラを持つヒトと悪い腸内フローラを持つヒトとでは、体に現れる症状が大きく異なるということなのです。

そうなのです、この腸内フローラのバランスが、毎日の健康・美容に影響を与えているのです。

腸いきいき

 

2.腸内細菌が体に及ぼす影響とは?

2-1有用な作用

善玉菌(有用な腸内細菌)には、ビフィズス菌や乳酸菌などが知られており、次のような作用が知られています。

  • ヒトが食べたものの吸収を助けます
  • 病原体が体に侵入することを防ぎます
  • 食物繊維を消化し、有用な短鎖脂肪酸を作り出します
  • ヒトにとって欠かせないビタミン類を作り出します
  • 血圧を低下させます
  • 血清コレステロールを低下させます
  • 花粉症の症状をおさえます
  • アレルギーの抑制 

2-2有害な作用

悪玉菌(有害な腸内細菌)には、ウェルシュ菌・ブドウ球菌・大腸菌(有毒株)などが知られており、次のような作用が知られています。 

  • 腐敗産物を生成します
  • 発がん性物質を作り出します
  • 大腸炎など腸管疾患を発症させます
  • ビタミン類の欠乏による疾患を発症させます

2-3腸内細菌のバランス

では、腸内細菌のバランスが崩れるとどうなるのでしょう。悪玉菌が増えると有害な作用が起こり、体調が悪くなることがあります。それではまず、腸内環境を悪化させる原因としては、どんなことがあるのでしょう。それは、たとえば次のようなものです。

  • 刺激物、アルコール、カフェイン、添加物、人口甘味料などの化学物質
  • 細菌、カビなどに汚染された食物や水
  • 抗生物質、ホルモン剤、副腎皮質ホルモンの長期投与

いかがでしょうか?刺激物やアルコール、人口甘味料などは、自分でコントロールできそうですね。また、あまり古いものを口にしないなどすることで、細菌やカビが体に入ることも防げそうです。ただ、抗生物質・ホルモン剤・副腎皮質ホルモンなど、医師から処方されているものをやめることは危険です。現在処方されている方は医師に従ってください。しかし、そういったものの長期投与により、腸内環境が変わってしまうのも事実なのです。

次に腸内細菌のバランスが崩れ、「腸内環境が悪い」と、どういうことが体に現れるでしょうか?

  • 日常的に便秘や下痢が多くなる
  • 食物アレルギーやアトピー、吹き出物などの腸の不調が原因と思われる症状がよく出る

いかがでしょうか?このようなことありませんか?便秘や下痢が日常的な場合には、腸内細菌が悪さをしているということがはっきりわかるかと思います。それに対し、食物アレルギーやアトピーなどが、腸の不調が原因で起きる症状である、とは驚きませんか?これは、最近の研究により、急速に明らかとなってきているところなのです。

アトピーは、免疫機能のバランスが崩れることで発症します。一方、腸内細菌は免疫力を高める働きがあるので、腸内細菌のバランスが改善すると、アトピーも改善すると言われています。また、善玉菌が多くなると、病原菌や有害物質が腸壁にくっつくことができなくなりますから、やはりアトピーの改善に関与していると言われています。花粉症や食物アレルギーなどからくるアレルギー症状についても同じような理由から、改善することが研究から明らかになってきています。

腸内細菌のバランスを保つことって、体の健康を維持する上で、本当に大切なのですね。それでは、どのような方法で、善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスをよくすればよいでしょうか?

3.腸内環境を改善する方法とは?

腸内環境を良くするには、いくつかの方法があります。最も重要なのは、善玉菌を摂り、育てることです。その上で、よい生活習慣で日々過ごすことが大切です。 

3-1発酵食品を摂り、善玉菌を育てる

まず重要なことは、善玉菌である【ビフィズス菌】と【乳酸菌】を積極的に摂ることでしょう。その上で、これら善玉菌のエサとなる【オリゴ糖】や【食物繊維】をしっかり摂ることが重要です。“食物繊維は、体に吸収されることもなく、体にとって何の意味もない!”なんて思っていませんか?いやいやそれは大きな間違いなのです。食物繊維の多い野菜などを摂ることは、実は、善玉菌を育てているということなのです。そしてそれは、自らの体の調子を整えているということにつながっているのです。

ヨーグルト

もうひとつ重要なのは、善玉菌を増やすことだけを意識するのではなく、悪玉菌を増やさないことを考えることです。そのためには、悪玉菌が増える原因である肉類やお菓子などを控えめにするということがお勧めです。毎日たくさんの脂肪と摂っていると、脂肪が大好きな悪玉菌が増えてしまいます。そうなると脂肪が腸に入ってくるたびに、たくさん存在する悪玉菌が勢いよく増殖を続けることになります。一方、普段の生活で野菜中心の食生活を送っていると、脂肪を好む悪玉菌が減っている状態になります。そうなると脂肪が腸に入ってきても、そもそもの悪玉菌がすくないので、急激に悪玉菌が増殖するということもないのです。

腸内環境は日々の生活の中で地道に作り上げられていくものなのですね。善玉菌の多いバランスで腸内細菌を保つことができれば、体にとっていいこと尽くめなのです。

 3-2生活習慣を整える

生活習慣を見直すことも重要です。睡眠不足や不規則な食生活などは、悪玉菌を増やす要因になります。過度のアルコール摂取、暴飲暴食も同じです。なるべく毎日規則正しい3回の食事をメインとして、睡眠時間もしっかりと確保しましょう。

 3-3ストレスを減らす

胃腸の動きは、実は自律神経が担っています。自律神経はストレスが強くなりすぎると乱れ、胃や腸の動きを悪くしてしまいます。そうなると、腸内細菌のバランスが崩れることになってしまいます。ストレスを減らすことも、腸内環境をよくすることにつながるのです。

 3-4運動をする

運動をすることは、腸のぜん動運動を促進し、日々の排便を促す作用があります。そのため、便秘を防ぐことができます。便秘は腸内細菌にとってよいことではありません。健全な腸内細菌の増殖のためにも、排便がとても重要なのです。排便は毎日のことですから、運動も毎日行うことがよいでしょう。ただ、運動といっても激しい運動ではありません。ウォーキングやストレッチなどでもよいでしょう。

 3-5サプリメントを摂る

腸内細菌に関するサプリメントも販売されています。このようなサプリメントなら善玉菌が凝縮されていますから、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌が多い乳製品が苦手な方にも適しています。サプリメントを摂り、体調によい変化が起きるかどうか、試してみるのもいいでしょう。

 4.まとめ

  • 腸内細菌の種類や数は食習慣や年齢などによって一人ひとり異なります。善玉菌が多いか、悪玉菌が多いかにより、体に及ぼす影響は異なります。体に良い作用をもたらす善玉菌を増やし、腸内フローラを改善すれば、アトピーや花粉症などのアレルギー症状も和らぐことが期待できます。
  • 腸内細菌は環境を悪化させる食べ物などを遠ざけましょう。そして発酵食品を摂り、腸内細菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を摂り、運動習慣をつけ、ストレスの少ない生活習慣を実践し、腸内環境を整え、腸内フローラを改善しましょう。