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  • 2017/11/7

遺伝で中性脂肪があがってもあきらめてはダメ!だからこそ対策が必要

メタボ

遺伝によって中性脂肪の数値が変わる。このようなことを知っていますでしょうか。遺伝による体質や病気によって中性脂肪の変化は根本的な解決が難しいため、体質だからしょうがないと何も対策をしないという人もいます。しかし、普通の人よりも中性脂肪があがりやすいということは普通の人よりも注意が必要となる場合もあります。

今回はそんな中性脂肪と遺伝の関係についてお教えします。

1.中性脂肪は遺伝によって数値が変わる

 

冒頭でお話したように中性脂肪は遺伝による体質によって、数値が高くなる人や低くなる人がいます。以下では遺伝によって引き起こる中性脂肪への影響を説明します。

1-1.中性脂肪の消費を抑え、蓄える倹約遺伝子を持つため

中性脂肪の役割は、体を動かすためのエネルギー源です。この中性脂肪はあまった場合は脂肪に変わったり、排出されたりするのですが。中性脂肪が高くなりやすい人の中で「倹約遺伝子」と呼ばれる遺伝子の働きで人体の使うエネルギーを最小にし、余ったエネルギーを最大限に蓄えるという働きを持つものです。

実はこの遺伝子は日本人の3人に1人の割合で持っています。この遺伝子の保有率の割合は世界で3位といわれているほど高い割合のため、実は日本人は肥満になりやすく、また中性脂肪もあがりやすくなっています。

日本人がこの遺伝子を多く保有しているのは、元は農耕民族であった日本人が、天候不順などが原因の凶作で飢餓がたびたび起こることから倹約遺伝子を多く保有しているのではと考えられています。

1-2.遺伝が引き起こす病気で中性脂肪が高くなる

中性脂肪などが高くなる脂質異常症は遺伝が影響する原発性と病気や薬によって起こる二次性とに分けられています。以下では遺伝に関係が有る原発性の症状について説明します。

1-2-1.家族性複合型高脂血症(FCH)

家族性複合型高脂血症(以下 FCH)は、100人に1人の確率で起こります。また、65歳以下の心筋梗塞の約30%がFCHといわれており、思春期以降に症状がでることが多いとされています。コレステロール値と中性脂肪値が高くなるのが特徴です。リポ蛋白リパーゼやアポ蛋白の遺伝子が関係しており、食べ過ぎや運動不足といった後天的な要因によって誘発されやすいと考えられています。

1-2-2.家族性III型高脂血症

この家族性Ⅲ型高脂血症はⅣ型と違い中性脂肪と総コレステロールの値がともに高くなり、若い時期に動脈硬化を発症する可能性が高くなります。さらに、心臓発作や脳梗塞に発展するリスクも高くなります。このほか女性よりも男性に多い傾向があり、若い年代で発症することが多いようです。

両親のどちらかにこの障害がある場合、子供に50%の確率で遺伝し、両親ともこの障害を持っている場合は75%の確率で遺伝するとの特徴があります。

参考:HealthLine 家族性Ⅲ型高脂血症

1-2-3.原発性高カイロミクロン血症

遺伝子の影響や特定のたんぱく異常が原因で、血中にカイロミクロンが蓄積する病気です。

運ぶ手助けをするリポたんぱくリパーゼが遺伝などで正常に機能しないとカイロミクロンが増え、脂質異常につながります。この病気の場合発症すると中性脂肪の数値が1000~1500mg/dl程度かなりの高数値に上昇します。そのため、急性膵炎などの症状も引き起こしてしまいます。

この原発性高カイロミクロン血症は50100万人に1人程度と言われており、難病指定されている疾患になります。

参考:難病情報センター 原発性高カイロミクロン血症(指定難病262)

1-3.遺伝ではなく生活が原因かもしれない

遺伝によって中性脂肪が高くなりやすい体質を親から遺伝している場合は、それが原因で中性脂肪が増えることもあります。しかし、親が普段から中性脂肪が増えてしまうような食事を摂っていれば自分も同じ食事を摂るので同じように中性脂肪が増えてもおかしくはありません。

このため、中性脂肪が増えやすい体質が遺伝されていない場合でも、親と同じように中性脂肪の数値が高くなってしまうということも起こります。

1-4.遺伝で中性脂肪の数値が低くなることも

脂質異常の中では、その数値が高くなる場合がほとんどですが、数値が下回る場合もあります。これは、非常に稀な症状のようです。

食事をしっかりとることにより改善は期待できるので、下記リンクを参照して改善しましょう。

低い中性脂肪を上げるには?行うべき3つ改善ポイント

2.数値が上がりやすいからこそ対策は必須!

遺伝によって中性脂肪が上がっている人の中では、遺伝だったらしょうがないと対策すらしない人がかなりの数がいるようです。確かに遺伝が原因の場合は根本的な解決は難しいでしょう。しかし、中性脂肪が高いままでは健康に影響が出てくるのは当たり前です。ほかの病気にならないようにしっかりと対策をしなければなりません。

遺伝が原因といっても中性脂肪の対策は何も変わりません、遺伝が原因ではない中性脂肪が高い人と同様に食事と運動で対策をする必要があります。高すぎる場合は投薬することもありますが、それは普通の人も同じです。

2-1.運動で中性脂肪を消化する

中性脂肪が高い状態とはエネルギーが余っている状態です。そのため運動をすることによって、体内に蓄積されたエネルギーが上手く消費され、中性脂肪の数値の改善が期待できます。

また、運動で中性脂肪を下げるには、無酸素運動よりも、有酸素運動を行うことが効果的です。有酸素運動をするなら自分の好きなものでよいのですが、日常的に無理なく続けられることを考えれば、ウォーキングがオススメです。

ウォーキングをオススメする理由は、気軽に行え、普段の生活に取り入れやすいところです。例えば、目的の駅の一つ前の駅で降りて一駅分歩く。エスカレータを使わずに階段などを使うなどです。普段から運動をするように意識するようにするとよいでしょう。

サラリーマンの休日の過ごし方を変えることから始める中性脂肪の下げ方

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2-2.中性脂肪をあげやすい食べ物のとりすぎに気をつける

中性脂肪をあげやすい食べ物を知ることが大切です。中性脂肪は食事によって増加します。過度な栄養の摂取や中性脂肪を上げてしまう食べ物中心の生活をしていると中性脂肪があがりやすくなってしまいます。

中性脂肪を上げやすい食べ物

  • 砂糖、果物
  • 脂質
  • 炭水化物

砂糖や果物はそのままですが、脂質は肉や揚げ物で摂取するものになります。肉を食べる場合は脂身が少ないものを選ぶなどの工夫をするようにしましょう。炭水化物はご飯やパンなどの主食となるものです。

中性脂肪対策のために甘い間食を控える、普段食べているご飯の量を抑えるなどして、摂取する中性脂肪を抑えるようにしましょう。

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2-3.サプリメントを摂取する

中性脂肪対策に、中性脂肪を下げてくれる効果を持つEPADHAを摂取することが有効です。

EPA、DHAは青魚に多く含まれていますが、十分な量を魚からとることはメニューの偏りなどにもなるため続けることは難しいでしょう。そこで、これらの成分をサプリメントで摂取することがオススメです。

オススメな商品はDHAEPAを含んでいる商品の、サントリーのDHA&EPA+セサミンEXになります。

 

参考:サントリーウェルネスOnline DHA&EPA+セサミンEX

こちらは、ドラッグストアなどでも取り扱いがあるのでお試ししてみてはいかがでしょうか。

このほかにも中性脂肪を下げるためのサプリはありますので、自分にあったものを探してみてもよいでしょう。

中性脂肪を下げるサプリランキング

中性脂肪対策に絶対飲みたいDHA・EPA厳選サプリ3種

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。遺伝で中性脂肪が高くなったらやはり、しょうがないと考えてしまうでしょう。しかし、中性脂肪が高いままではいつか健康に影響が出てきてしまいます。仕方がないとあきらめて対策をやめてしまうと後々公開しても遅いことにもなるかもしれません。公開しないよう中性脂肪の対策を行うようにしましょう。