暑くなってきた季節にのどがカラカラの状態でキンキンに冷えたビールを一気に流し込む!たまりませんよね。でも糖質やプリン体なんかも気になってそろそろビールを控えないといけないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は一度、糖質カットのビールを試してみてはいかがでしょうか?糖質カットと聞いてどうせおいしくないんでしょ。と考えているかもしれませんが。健康志向の高まりでビール販売の各社が競って製品を出しているので年々そのクオリティは上がってきています。
今回はそんな糖質カットのビールについてご紹介したいと思います。
1.糖質カットのビールとは
糖質カットのビールとはその名のとおり糖質を押さえたビールです。しかしビールとはいっても多くの糖質カットの製品が発泡酒もしくは新ジャンル(第3のビール)なので、厳密に言うとビールではありません。
そのため、発泡酒や新ジャンルのビールはおいしくないと思っている人にとっては、健康のためとは思っていてもなかなか手を出しづらい製品ではあるかもしれません。
また、糖質カットのビールは総じて味が薄めの傾向があります。糖質が少ないためこのような味になっていると思われますが、これが物足りないと感じている人や、逆にぐびぐび行けると感じている人がいるようです。
1-1.糖質カットのビールの売れ筋商品
糖質カットのビールは先ほど述べたように、多くが発泡酒もしくは新ジャンルのビールです。ヘルシー志向が高まっているため各社、糖質をカットした商品やプリン体0の商品などをそろえているので、商品は豊富です。売上げの上位3つをピックアップしたので紹介します。
1-1-1.発泡酒の売れ筋ランキング
ビールの代わりとして発売された発泡酒、ビールよりも安いため人気のジャンルです。そんな発泡酒の糖質カットの商品は下記のようになりました。
1位. キリン 淡麗 グリーンラベル
項目 |
100ml当たり |
糖質 |
0.5~1.1g |
プリン体 |
2.6mg |
カロリー |
28kcal |
1位はキリンの「淡麗 グリーンラベル」になりました。実際の商品レビューではあっさりとして味が薄いとの評価が目立ちましたが、キレやのどごしが満足いくものであるため評価されているようです。
飲んでみた感想
薄味ではあるものの、キレやのど越しも満足いくものでほかの糖質カットではない普通の発泡酒と比べても遜色がない味でした。これで糖質カットでもあるのでリピートして購入することも全然ありです。
2位. アサヒ スタイルフリー
項目 |
100ml当たり |
糖質 |
0g |
プリン体 |
3.6mg |
カロリー |
24kcal |
2位は アサヒの 「スタイルフリー」 こちらは 糖質が0の製品です。グリーンラベルと同様に薄めの味で、キレやのどごしがいいとの評価でした。また、アサヒの商品だけあって辛口の発泡酒で、そこが決め手となっている人もいるようです。
飲んでみた感想
アサヒの商品だけあって辛口でした。こちらの商品は糖質0とあってグリーンラベルと比べるとちょっと物足りない感じも受けましたが、糖質0で健康に気を使えるとなるとこちらも選択肢としてありだと感じました。
3位. キリン 淡麗 プラチナダブル
項目 |
100ml当たり |
糖質 |
0g |
プリン体 |
0.00mg |
カロリー |
31kcal |
3位はまた淡麗で今度は 「プラチナダブル」という 糖質、プリン体0 という商品です。糖質、プリン体0ということもありやはり健康志向の人に選ばれているようです。味などについてあまり評価は高くないようですが、糖質、プリン体0の商品では一番おいしいとの声もありました。
飲んでみた感想
グリーンラベルの糖質、プリン体0の商品という感じです。グリーンラベルと比べるとやはり物足りない感じがありますが、味自体はおいしいです。プリン体を気にする場合でも飲めるとあって健康を気にする人にはオススメできる商品です。
1-1-2.新ジャンル(第3のビール)
新ジャンルは350mlで110円前後で購入できるお財布にやさしい商品で人気のジャンルです。その新ジャンルのランキングは下記のようになりました
1位. サントリー 金麦 糖質75%オフ
項目 |
100ml当たり |
糖質 |
0.5~0.8g |
プリン体 |
1.5mg |
カロリー |
33kcal |
1位はサントリーの「金麦 糖質 75%オフ」です。糖質オフでさっぱりとした味わいになっており飲みやすいためごくごくいけるとの評価が目立ちますが、逆に味が薄いとの声があり、やはり物足りないと感じている人もいるようです。
飲んでみた感想
新ジャンルのビールの中では一番売れ筋の商品「金麦」の糖質カットバージョンがこの商品になります。普通の金麦は良く飲んではいたのですが、これは普通のものと比べると薄いです。普通のものでも水っぽいのですが、これはさらに薄い印象です。もう飲まなくてもいいかなと思いました。
2位. アサヒ クリアアサヒ 贅沢ゼロ
項目 |
100ml当たり |
糖質 |
0g |
プリン体 |
1.6mg |
カロリー |
39kcal |
2位はアサヒの 「クリアアサヒ 贅沢ゼロ」こちらも薄味でさっぱりとした味わいになっているようです。ただ、アルコールが 6%とほかの製品と比べて高めとなっており、のみ応えを感じることが出来るようです。
飲んでみた感想
こちらも印象としては薄い、なので結構ゴクゴクいけてアルコールが高めなので確かに飲み応えはあります。1位の金麦のRichMaltを飲むならこっちを飲むなという印象です。
3位. キリン 濃い味 糖質ゼロ
項目 |
100ml当たり |
糖質 |
0g |
プリン体 |
0.6~1.7mg |
カロリー |
19kcal |
3位はキリンの 「濃い味 糖質0 」その名のとおり糖質0の中では味が濃いとの評価が並んでいます。アルコール度数が2.5%程度で低めなため評価が低くなっている人もいます。
飲んでみた感想
こちらの商品は濃い味とついているとおり、ほかの商品と比べて味が濃い目ではあったのですが、まずビールの味がしない。そして、そのビールの味以外の何かの味が強調されている感じでまったくビールを飲んでいると感じませんでした。私にとってはおいしくなかったです。
1-1-3. 唯一の糖質カットの生ビール アサヒ ザ・ドリーム
今まで生ビールで糖質カットの製品はなかったのですが、ついにアサヒから糖質カットされた製品が発売されました。それがアサヒから出た ザ・ドリームです。
100ml当たり
糖質1.0~1.5g
プリン体 約64mg
34kcal
項目 |
100ml当たり |
糖質 |
1.0~1.5g |
プリン体 |
6.4mg |
カロリー |
34kcal |
ちなみに、同社のスーパードライの100ml当たりの糖質が 3.0gなので パッケージに書いているとおり、糖質が50%オフとなっています。発泡酒や新ジャンルのビールは好きじゃないと考えている人は、この商品を試してみてはいかがでしょうか。なお糖質は0ではないので飲みすぎては意味がありません。糖質オフだからといって飲み過ぎないようにしましょう。
商品の評価としては、糖質50%オフとのことで軽めのスーパードライという感じで何か物足りないとの評価が目立っている感じです。
飲んでみた感想
こちらの商品はほかの糖質オフのものと一緒で味が薄い。味が薄いのでコクがないといった印象です。味としては満足いくものなのですが。糖質が50%しかオフでしかないので、これだったら普通のものを飲むと思います。選択肢としては現状のままだとないでしょう。
紹介したのはあくまで売れ筋のランキングです。味の好みは人それぞれであるため、紹介した商品が口に合わないと感じたらほかの商品を試して見ましょう、糖質カットの商品はさまざまなものがあるので好みの商品が見つかるはずです。
せめて少しでもビールの味に近いものをと考えている方は発泡酒を、価格を抑えたいと考えている人は新ジャンルの糖質カット製品を選択してみてはいかがでしょうか。
また、味だけでなく糖質やプリン体も取りたくないと考えている人には、糖質、プリン体が0の商品もいくつかあるのでそちらも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
1-3.糖質カットビールの罠
薄味でぐびぐび飲めて、しかも糖質が少ないとのことで量を飲んでしまいがちなのですが。これが実は落とし穴になる可能性があります。
理由は簡単で糖質は確かに0や少な目なのかもしれませんが、カロリーは残っています。糖質カットのビールは普通のビールより、カロリーは少ないのですが0ではありません。少ないものでもビールの半分程度のカロリーなのです。
一日1本など今まで飲んでいた量をそのまま置き換えれば、もちろん効果はあります。しかし、糖質オフだからといって飲みすぎても結果太ってしまうことになるかもしれないため注意しましょう。
また、普通のビールにも言えることですがおつまみの食べすぎにも注意しましょう。
2.太りにくいビールの飲み方
どうしてもビールをやめられないと感じている方は、少し食べ方や飲み方を変えてみてはいかがでしょうか。
2-1.空腹でビールを飲まない
のどがカラカラですきっ腹にビールを流し込む!たまらない飲み方ではあるのですが、この飲み方が太る要因になります。
空腹の状態で糖類を取ると、体が飢餓状態のため急激に糖を吸収してしまい、血糖値が急上昇してしまいます。その結果太りやすくなってしまうのです。飲む前にまずおなかに何か入れるようにしましょう、出来ればサラダなど食物繊維が多く含まれているものが望ましいです。食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにしてくれる働きがあります。
2-1-1.おつまみは枝豆で!
お勧めは、おつまみの定番の枝豆です。枝豆には食物繊維が多く含まれており、さらに枝豆に含まれるビタミンB郡にはアルコールの代謝を助ける働きがあるうえ。おつまみとしてもビールのお供にもあい、まさに一石三鳥のおつまみです。
2-2.ビールから早めに切り替える
ビール好きの人には難しいかもしれませんが、出来れば1,2杯でビールはやめておきましょう。
ビールはぐびぐびいけてしまうので量を飲みすぎてしまいがち。ビールには利尿作用があるため、飲んだ以上に水分が出て行ってしまい、次々にビールを飲んでしまうことになります。
こうなると、どんどん糖質をとってしまうため、早めにほかのお酒に移るようにしましょう。
2-2-1.お勧めは焼酎やハイボール
出来ればサワーなどの甘いお酒ではなく、ハイボールや焼酎など蒸留酒を使ったものを飲むようにしましょう。
焼酎や蒸留酒は糖質がほぼ含まれていないので、糖質の摂りすぎにはなりにくいです。ただし焼酎といっても酎ハイなどの甘めの場合は糖質が含まれているので注意しましょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。味の好みは人それぞれであるため、今回ご紹介したものは口に合わないかもしれません。しかし、メーカー各社が競って製品を出し合っているのでそのクオリティも年々上がってきています。
探してみればきっと、自分にあった商品が見つかるはずです。
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