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  • 2018/7/6

これだけは知っておきたい!血糖値の上昇を穏やかにする新常識

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血糖値が高いと言われ、対策を考えている方が知っておくと得する新常識を紹介します。血糖値と一言で言っても、慢性的に血糖値が高い人、食後の血糖値が上がりやすい人、あるいは最近知られてきた血糖値スパイクの人など、人によって状態は異なります。いずれの場合も、血糖値が高い状態で放置することは大変危険です。そんな中、食後血糖値の上昇を穏やかにして健康をサポートしてくれる最近着目されている成分があります。それはポリフェノール成分であるアカシア樹皮由来プロアントシアニジンです。今回はそのアカシア樹皮由来プロアントシアニジンについて紹介しますので、ぜひ健康にお役立てください。

 1.血糖値

血糖値とは、血液中に含まれるグルコース(ブドウ糖)の濃度のことです。血糖値の基準値には空腹時血糖値、食後2時間血糖値および随時血糖値という大きく3つあります。

 1-1. 高血糖を放置すると体に障害が起きる

血糖値が高い状態が長く続くと、体のあちこちに異変が起きます。最終的に怖いのは、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症あるいは糖尿病性神経障害といった障害が起きることが知られています。その他にも、心筋梗塞や脳梗塞など、生命に危険を及ぼす病気にかかる可能性も高くなります。血糖値が高い状態を放っておくと、本当に危険なのです。

 1-2.血糖値スパイク

血糖値の測定方法には大きく3つの方法があると紹介しました。しかし最近になり、この3つでは測ることのできない血糖値の問題点があることが指摘されてきました。その名も「血糖値スパイク」。

 1-2-1. 日本人の1400万人以上が「血糖値スパイク」

「血糖値スパイク」はNHKで大きく取り上げられ、世の中に知られるようになりました。「血糖値スパイク」とは“食事を食べたすぐ後の短時間にだけ、人知れず血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻る”というものです。平常では正常の血糖値を示しますから、先ほどの血糖値検査においては、「正常」と判断されるのです。最新調査で、なんと1400万人以上の日本人に「血糖値スパイク」が生じている可能性が明らかになってきたというのです。 

1-2-2. 「血糖値スパイク」の問題点

食事をとれば血糖値が上昇するのは自明のことですが、短時間に急上昇して急降下する、というところが問題なのです。急激に血糖値が上昇することで、動脈硬化が進んだり、心筋梗塞などの重大な病を引き起こされたりする可能性が高まります。一方、急激に血糖値が下がると、強い空腹感や頭痛、イライラ、判断力の低下、集中力の低下などが引き起こされることがあるのです。

 この「血糖値スパイク」を放置すると、体内の血管が傷つけられ、脳梗塞や心筋梗塞などによる突然死のリスクが高まることが、最新研究でわかってきたのです。さらにはがんを引き起こしたり、脳にダメージを与えて認知症を招いたりすることもあると言います。

 2.食後血糖値の上昇を穏やかにする注目成分

「血糖値スパイク」をはじめ、食後の血糖値の上昇を穏やかにすることが、体への負担を軽くするために、非常に重要になります。食後血糖値を穏やかにするためにはいくつかの方法があります。もちろん、食事や運動が重要になりますが、さまざまなトクホや機能性表示食品と言ったサプリメントでも、食後血糖値の上昇を穏やかにすることができるのです。その中でも、機能性表示食品に届出されたアカシアからの成分が注目されていますので紹介します。

 2-1. アカシア樹皮由来プロアントシアニジンのすごい力

ご飯を食べる前に、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンというポリフェノールを食べることで、食後の血糖値の上昇が穏やかになることが論文で発表されています。図2は、食後120分間までの血糖値の推移を示したものです。アカシア樹皮由来プロアントシアニジンをとっていない黒いバーに比べ、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンをとった赤いバーの方が血糖値の変化量が小さいことがわかります。 

また、食後60分までの血糖値の量を示す図3においても、黒いバーに比べて、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンをとった赤いバーの方が少ない量であることを示しています。すなわち、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンを食前にとることで、糖の吸収が抑えられたということがわかります。このように、上手に血糖値の上昇を抑える成分をとることで、高血糖になることを抑えることができるのです。

 2-3. 血糖値分野で着目されている「アカシア樹皮由来」成分

近年、高血糖の分野、食後血糖値の上昇を穏やかにするといった分野での研究が盛んにおこなわれているのが、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンです。その成果はいくつもの論文で報告されています。特に、どうして食後血糖値の上昇が穏やかになるのかと言ったメカニズムについて、様々報告されています。メカニズムとしては、アカシア樹皮プロアントシアニジンが消化酵素の働きを阻害することで糖質の分解を遅らせていることが考えられているようです。アカシア樹皮プロアントシアニジンの研究から目が離せませんね。

 3. まとめ

血糖値が高い状態を放置すると、体は毛細血管からボロボロになります。最悪のことも考える必要が出てくるほど、怖い症状に見舞われることになります。普段あまり気にしない血糖値ですが、これは食事と隣り合わせです。暴飲暴食は血糖値を上昇させます。しかし幸いなことに、近年の研究により食後の血糖値の上昇を抑えてくれる成分が見つかってきました。その中でも着目されているのが「アカシア樹皮由来プロアントシアニジン」です。ポリフェノールをうまく活用して、生活に取り入れ、健康な生活を送りましょう。