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  • 2018/1/12

難消化性デキストリンの副作用に注意!その対策は?

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パッケージの原材料表記まで確認する方はよく見かける『難消化性デキストリン』。コーラやお茶、ビール、青汁などにも含まれる商品がたくさんあります。「脂肪と糖に効く」や「脂肪吸収を抑える」などを謳っていて、トクホのものありますね。

だけど、効果があるものはやっぱり副作用が心配。そこで今回は『難消化性デキストリン』にはどのような副作用がある、また本当にとって問題のないものなのかを調べてみました。

1.難消化性デキストリンとは

難消化性デキストリンは食物繊維の一種。食物繊維はヒトの消化酵素では分解できないため、それ自体が糖として吸収されることはありません。また、一緒に摂取した脂肪や糖の吸収を抑制する働きがあります。

原料はトウモロコシからできており、砂糖の10分の1というわずかな甘みを持っているのが特徴です。水にも溶けやすく上記以外にも様々な効果効能をもつため、多くの食品に利用されています。日本人の食生活の欧米化により、食物繊維の摂取が減ったため、それを補うために作られた素材が難消化性デキストリンです。

2.難消化性デキストリンに副作用はない

基本的に難消化性デキストリンには副作用はないとされています。それを示すように国内・国外問わず安全性や効果効能が実証されています。

2-1.試験での副作用は見られなかった

過去の安全性を調べたヒト試験において、試験期間中、下痢などをはじめ、とくに問題となる症状はみられず、安全であると報告されています。試験では難消化性デキストリンを1日3回毎食前に10gを16週間にわたり摂取したところ、難消化性デキストリン摂取が原因となる副作用などは認められなかったとされています。

 

出典:臨床栄養 83,301-305 (1993)

 

2-2.難消化性デキストリンはトクホ認定の成分

上記のマークはよく見る特定保健用食品、通称トクホマークですね。難消化デキストリンはこのトクホで認められた成分の一つであり、国により『十分な安全性』を認められています。

トクホの成分に認定されるためには今までどの程度摂取されていたか、動物及びヒト試験においてはどうかなどが検証されます。国が定めるものであるため、その基準は厳しく、明らかな副作用などがあれば当然認められません。

2-3.世界でも高い安全性の評価

日本のみならず世界においても難消化性デキストリンは高い安全性が認められています。米国ではGRAS(グラス)といわれるアメリカ食品医薬品局(FDA)より食品添加物に与えられる合格基準を満たしています。

また、豪州では豪州・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)が基準とする、摂取されている期間が2~3世代を満たしていることから、十分な食経験のある安心して使用できる素材とされています。

参考:農畜産産業振興機構/難消化性デキストリン(ファイバーソル2)とは

3.難消化デキストリンを摂りすぎると?

副作用がない、という点はお分かりいただけたかと思います。ですが、もし難消化デキストリンを摂りすぎた場合には次のようなことが起こるかもしれませんので注意が必要です。食物繊維の一種である難消化デキストリンの摂取目安は5~10gと言われていますので、目安としましょう。

3-1.下痢になる

難消化性デキストリンを含む食物繊維は腸内細菌のエサになり、腸内環境を改善し、結果お通じを良くしてくれます。ですが、過剰に摂りすぎることで、余分となった食物繊維は吸収されず排出され、下痢になる場合があります。

3-2.おならが出やすくする

難消化性デキストリンには、整腸作用があり、善玉菌の運動を活発化してくれます。善玉菌が活性化されると、発酵作用がおこり、ガスを発生させます。また、もともと便秘などで悪玉菌の方が優位な腸内環境では、悪玉菌によって腐敗ガスがたくさん腸内で発生しています。

難消化性デキストリンを摂取することで、善玉菌が活性化されるので、腸内にたまっていた腐敗ガスがいっきに外へ排出されます。そのため、もともと腸内環境が悪い人は、最初は臭いおならがたくさんでてしまうことがあります。ですが、難消化性デキストリンを継続して摂取していくうちに、だんだんと、腸内環境が整い、おならは減少していきます。

-3.便秘になる

難消化性デキストリンには、整腸作用がある一方で、便秘を引き起こしてしまう場合があります。難消化性デキストリンには、水分を吸収してゼリーのようになる、ゲル化作用があります。そのため、腸内で水分を吸収し便を柔らかくして、排出をスムーズにしてくれます。ところが、腸内で水分が不足していると、便が柔らかくなったとしても排出されにくくなってしまいます。その結果、便秘が起こってしまうことになります。

4.まとめ

難消化性デキストリンと聞くと知らない方は「何か人工的な化学物質!?」のように感じるかもしれません。ですが、その正体はとうもろこしなんですね。自然由来のものなので、その安全性は高く、副作用もない、というわけです。安心して摂ってみてくださいね